超伝導エレクトロニクス146委員会の委員の先生方の研究の一部を紹介します。超伝導エレクトロニクスの研究範囲は広範であり、ここではその一部のみを紹介しており、全ての研究活動を網羅しているわけではないことをご理解ください。研究内容は今後、順次更新していく予定です。
SQUID関連
- 低温SQUID磁束センサの応用研究: チップからシステムまで (足立善昭、金沢工業大学)
- 磁気マーカーを用いたバイオセンシングシステムの開発 (円福敬二、九州大学)
- SQUIDを用いた超低磁場MRIの開発(田中三郎、豊橋技科大)
- 非破壊検査システム (塚田啓二、岡山大)
- ワイドダイナミックレンジ型生体磁気計測システムの開発 (小林宏一郎、岩手大学)
情報処理、デバイス関連
- 物理限界に迫るサブテラヘルツ低消費電力超伝導エレクトロニクスの創製(藤巻朗、名大)
- 高性能超伝導集積回路システムの開発(吉川信行、横浜国立大学)
- 超伝導電子デバイスによる次世代計算機への応用(中島康治、東北大)
- 量子情報処理の実現を目指した超伝導量子回路の研究 (中村泰信、東大)
- 超伝導量子ビットの開発 (山本剛、NEC)
- 窒化ニオブ薄膜・デバイス技術の研究開発と応用 (寺井弘高、NICT)
- 分子線エピタキシー成長を用いた超伝導材料開発と超伝導素子応用(内藤方夫、東京農工大)
- 超伝導ジョセフソン接合を流れる超伝導電流の2次元磁界特性(中山明芳、神奈川大)
- 高温超伝導体単結晶・薄膜合成と固有ジョセフソン接合テラヘルツ応用 (羽多野 毅、NIMS)
電波技術(フィルタ、電圧標準、ミリ・サブミリ・テラヘルツ波)
- Nb, NbN系集積回路技術の計測デバイスへの応用 (神代暁、産総研)
- 高精度交流電圧波形合成回路の開発 (水柿義直、電通大)
- 高温超伝導体のマイクロ波物性評価とマイクロ波デバイスの開発(大嶋重利、山形大)
- SISミキサーを用いた高感度ミリ波/サブミリ波ヘテロダイン検出技術の開発(野口卓、国立天文台)
- ミリ波/テラヘルツカメラによる高感度イメージング (野口卓、国立天文台)
- 超高感度ミリ波〜テラヘルツ波検出デバイスの研究開発 (大谷知行、理研)
- 超伝導テラヘルツデバイス開発(斗内政吉、大阪大学)
- テラヘルツ帯で動作する超伝導検出・発振素子に関する研究 (内田貴司、防衛大)
- 超伝導技術を基盤としたテラヘルツ波デバイス開発(中島健介、山形大学)
光子・粒子検出技術(光、X線)
- 超伝導検出器を搭載した先端計測分析装置を共用公開 (大久保雅隆、産総研)
- 宇宙の大構造とその成り立ちを探るX線マイクロカロリメータ (満田和久、JAXA)
- ガンマ線TESマイクロカロリメータの開発 (高橋浩、東京大学)
- 超ウラン元素LX線スペクトル計測用TES型マイクロカロリーメータの開発(前畑京介、九大)
関連技術
- パルス管クライオクーラーの性能向上と応用システム開発 (山本寛、日大)